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対談 三浦淳宏(横浜FC)×永井秀樹(FC琉球)
■サッカーを続けていて、良かったと思うこと。

永井:今となってはサッカーが人生だからね。良かったことは全てですかね?!サッカーをしていて人との出会い、生活ができ、いろいろな所に行くことができた。

三浦:僕もマイケルと同じです。 サッカーがなかったら、生活が出来ていなかった。自分自身がサッカーの技術以外にも、いろいろなことを学んできたし。これからも携わって行くと思う。人と出会うこともそう。性格の悪い人と出会うこともあるし。(苦笑)それは自分がやらないようにと反面教師が沢山いるから(苦笑)。有名になることって、良いこともあるけど制限されることも沢山ある。

■今まで一番の思い出は??

永井:なんだろうなぁ…いっぱいあるけどね。いっぱいありすぎて、分からない。 これって言うのは言えないかなぁ。

三浦:ほんの一瞬だけど自分がイメージ通りのゴールを決めたことでも、記憶に残っている。悪いプレーは出来るだけ早く忘れようとしている。反省はするんですが(笑)。
若い頃は悪いプレーを見て悔しくって「こうすれば良かった。」って反省をし続けて、寝れないこともあった。今は反省はするけど「良いプレーばかりを記憶に残そう!」と思って思考を途中で変えた。それが良かったかなって。

永井:凄いシュートばっかり決めているからね。良いイメージが沢山あるんだろうね。フリーキックに関しては、今や”中村俊輔”って言うけど、Jリーグ発足当初は一番じゃない?凄い曲げて落ちるのも入るし、今”ブレ球”が流行ってきたけど、一番最初にやってたんじゃない?!

三浦: 今は、ボールがブレやすいから。小さい頃から、僕はパワーがありましたからね。

■「andFC」を観ている皆さんにメッセージをお願いします。

三浦: 僕は小学3年の終わりぐらいからサッカーを始めたんですけど、サッカーを好きになって向上心を持ってやれば、可能性は絶対にありますね。
僕は、子供の頃から「サッカーセンスがない。」と思っていて、繰り返し練習をすることで「変わる!」と自分の物になると思ってやっていたから。
今の子供たちってTVでも良いプレーが見られる場が沢山あるので、僕らの時代よりも進んでいると思うから、頭を使ったトレーニングをすることは大切。僕よりも、上になる(上手くなる)ことだって出来ると思います。
頭を使うことが大事だなって思いますね。サッカーを好きになって、人と同じことをやっても僕はダメだと思うから、人より何が不得意で、何が得意なのか知ることが大切と思います。 高校時代の恩師・小嶺監督に『己を知ること』『自信と過信は紙一重』このふたつはずっと言われ続けてきた。ずっと思い続けてきたので、自分は何が苦手で何が不得意なのか、だけども人よりもここが優れているのかを知った上で、謙虚になることに限る!!

対談『三浦淳宏(横浜FC)×永井秀樹(FC琉球)』

永井:
今のは、良い言葉じゃないですかね?!

三浦: 最近は、「己も知らない」「天狗は多い」僕は、そんな人を見ていると、戦いたくなってくる。『己を知ること』『自信と過信は紙一重』はサッカーだけじゃないですもんね。全てのことにあてはまること。

永井:人生において、大切なことだよね。

三浦: 今でも、毎日言い聞かせていますよ。
僕は”言葉”を大事にしている。他人とどうやって協調性をもてるか、コミュニケーションをはかれるかって言ったら”言葉”しかない。だから言葉を大切にしている。言葉を甘く見て、軽い発言で傷をつけてしまうことがある。
最近は、特に「言葉を大切にしていきたいな。」と思います。いろんなチームでキャプテンもたくさんやってきたから、特にそこは気をつけていますね。育ってきた環境が違うから、今の若い子は波が激しいんですよ。調子が良いとグングン伸びるけど、違った言葉を掛けるとたちまち落込んでしまう。僕は、皆が気持ちよくプレーする為に、チームを良くするため・メンタル面を充実させるためにチームメイトに声をかけている。違った言葉を掛けてしまった時は、物凄く反省する。なかなか結果が出せず悩んでいる選手が、謙虚な姿勢で真剣にサッカー取り組んでいたりするのを目にしたら、「ポンッ!」って言葉を掛けるようにしています。
監督とかも、そうですよね?!バクスター監督(スチュアート・バクスター氏:現サッカーフィンランド代表監督)は、素晴らしかった!!
バクスター監督は、神戸の時に一緒にやった監督なんだけど、その監督はイングランドサッカー協会の(FA)監督にライセンスを出す講師をしたり、心理学などの勉強も積極的に行っている。落込んでいる選手がいたら「ポンッ!」と言葉でモチベーションを上げ、チームの気が緩んでいる時には「ポンッ!」と厳しい言葉が飛んで来て、チーム全体がギュッとしまり集中力を高めてました。その絶妙なタイミングが素晴らしかった。

永井:名監督だね。難しいよね指導者は…。

三浦: 基本的には、監督ありきですから…。監督が全てを仕切る訳ですから、いろいろ勉強になりますよ。

永井:アツなんか、将来良い監督になるよ。

三浦: 監督になるか分からないですよ。(笑)でも言葉は、本当に大事だと思いますよ。

永井:今回のアツの話は大変参考になると思うし言葉に重みがある。素晴らしいお手本であるアツとの対談、本当に楽しかったし&FCのみんなにも良かったと思う。



対談『三浦淳宏(横浜FC)×永井秀樹(FC琉球)』三浦淳宏(みうら あつひろ)
1974年7月24日 大分県出身

国見高校時代に高校選手権で優勝2回、ベスト4が1回と輝かしい成績を残した。

1995年に横浜フリューゲルスに入団した。
1998年には、日本代表に初選出。2000年にオーバーエイジとして出場したシドニーオリンピックでは、メキシコシティオリンピック以来32年ぶりとなる決勝トーナメント進出を果たした。
1999年 横浜Fマリノスに移籍。
2001年 東京ヴェルディ1969に移籍。東京スタジアム(現・味の素スタジアム)のコケラ落しとなったJリーグ開幕戦『東京ダービー』で、直接FKを”ブレ球”で決めスタジアムのファーストゴール記録者となった。
2003年 ジーコジャパンに選出される。
2005年 ヴィッセル神戸に移籍し、チームキャプテンに就任。
2007年 横浜FCに移籍。


日本を代表する攻撃力抜群のマルチプレーヤー。Jリーグでも、1・2を争うフリーキッカーで、直接フリーキックにより最多得点の記録を持っている。









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