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■お二人が出会ったきっかけは??
永井:地元も一緒だし、小学校3年生から知ってる。小学校の恩師が同じで、恩師の所に遊びに行ったら、元気な三浦淳宏(以下:アツ)少年と出会った。
サッカーが上手いし、負けん気が強いし。
一番下の弟(永井篤志氏:現ベガルタ仙台に所属)と歳が同じだった…。
三浦(以下:アツ):今でもそうだけど憧れの先輩でした。小さい頃から、ドリブルとか凄く上手くてね。
僕らが10人くらいで必死になってボールを取りに行っても取れなくって…。
サッカーセンスの塊みたいな人で大分では凄く有名な人だった。
永井さん(以下:マイケル)の影響もあって、国見高校に進学したこともあって。小学校は、隣の学校だったけど中学・高校が一緒で、プロでもフリューゲルス・ヴェルディと同じチームでプレーする事が出来て、「憧れ」はずっと持っていました。小さい頃から、かわいがって貰って…。サッカーでもいろいろ有名な人は沢山いますけど、一番身近に感じていました。
永井:憧れを意識するようなことは、全くなかった。アツと弟が遊んでいてもサッカーの感性が何か違ったし「この二人は楽しみだなぁ。」って思っていたら、二人で高校選手権で日本一になってくれて。選手権の決勝をラモス氏(ラモス瑠偉氏:現・東京ヴェルディ1969の常務取締役・エグゼクティブディレクター)と、国立に見に行ったんだけど。そこで、アツが凄いシュートを決めて。
三浦:あのゴールは、良く覚えていますよ。
永井:その時の、アツのシュートを見てラモス氏は絶賛していた…。
三浦:ラモス氏は、マイケルの師匠ですからね!マイケルを通してラモス氏を紹介して貰って可愛がってもらいました。常に一歩二歩ずっと先を行く人が、マイケルだった。正直、刺激を貰っていた。篤志くんも一緒ですよね?!篤志くんも「お兄ちゃん・お兄ちゃん」って言ってましたし。
永井:弟の場合は末っ子だし、俺から見ると精神的に弱い所があって。多分、一人で国見に行っても、やって行けなかったって思う。アツがいたから、二人でやっていけたと思うんだよね。自分から見てもしっかりしているし。やっぱり努力家だしね…
三浦:どちらかと言えば、そっち(努力家)の方が強い
永井:いやいや…。

三浦:才能は、マイケルとか弟の篤志くんに比べたら…
永井:そんなことはない。プロに入ってからは、俺以上に実績を残しているし、日本代表
にも選出されて活躍して結果を残している…
素晴らしいと思うね。本当に、素晴らしい。
僕と磯貝(磯貝洋光氏:現・プロゴルファー)がゴルフを覚えて楽しいからって、アツを誘ってスタートしたけど、今はもう敵わない。努力と才能で追い越された感じ…(苦笑)。
サッカーにしてもゴルフにしても、集中力が凄いんだろうね。俺と磯貝も、もちろん努力をしていないことはないけど、アツと比べると努力が足りなかった…。
三浦:才能がある人は、努力しなくても何でも出来る所がある…。マイケルとか磯貝氏は、サッカーのセンスや才能があるから何でも出来てしまう。僕は才能が少し劣る分、努力しなきゃいけなかったんです。追いつく為には反復しなきゃ離されるばかりだから努力しなきゃいけなかった。
少しでも、その差を埋めていこうという気持ちを持っていました。
小学3年までは野球をやっていて、ある時、恩師の先生(新庄先生)が「永井くんと一緒に遊んでみたら…。」とマイケルを連れてきてくれた。その時、マイケルのプレーを見て「本当に上手い。」「ボールを取りたい!」「マイケルのように、手でボールを扱っているように、足でボールを扱いたい。」「楽しそうだなぁ…。」と思い、マイケルを目標に練習に励んでいた。それが(目標)なかったら「サッカーつまらないなぁ。」と思って、サッカーをやらずに野球をやっていたかもしれない。
今まで、新庄先生をはじめ、中学・高校の監督には恵まれていました。中学・高校の監督も、マイケルと同じだった。この前、吉武先生(吉武博文氏:中学の時の監督。現・U-15の日本代表監督)と話したら「やっぱり、サッカーは面白いな!」って。
今は、日本サッカー協会でトレセンですよね?!
永井:今、吉武先生は、U-15の日本代表監督をして、子供たちの指導はもちろん、指導者に対しての指導も行ったりしている。そう考えると指導者に恵まれていたよね。吉武先生もアツも、努力していく才能は凄いね。
磯貝もいつも話している。磯貝は、僕よりも何十倍の才能があり、日本サッカーが生んだ天才だったけど、サッカーに対して努力し尽くせなかったのは(現:プロゴルファー選手なのは)、まさに天才がゆえだったんだと思う。
三浦:磯貝氏には、サッカーが簡単すぎちゃったんじゃないですか?海外に行っていれば、もしかすると、今とはまた変わってましたよね?!
永井:磯貝のような(才能のある)選手は、子供の頃のきっかけ作りとして、早い時期に海外に行っていればもっと良かったのかもね。それでも現に彼はプロになって実績を出している訳だし。
俺なんかも(そういう夢は)あったかもしれないけど…。プロのサッカーを目指す今の子供には、良いアドバイスではないでしょうか。
■サッカーとの出会い
三浦:小学3年生くらいまでは兄の影響で、野球をやっていました。僕は生まれが所沢なので西武ライオンズのファン。「絶対・西武に入ってプロ野球選手になる!!」って決めていました。でもマイケルの影響で、サッカーが好きになって「上手くなりたい」「極めたい」と思って。小学校6年生の時には、先生が運動神経の良い子供たちに「日本一になるサッカーチームを作りたいから」と声を掛けられるくらい上達していました。
永井:環境だろうね…。子供のうちはいろんなスポーツをやった方が良いと思うよ。小学3年ぐらいから、だんだん体力がついてきて…。今の子は、少し早いような気がするんだよね。
三浦:僕は小学4年生から、本格的にサッカーを始めた。今の子供たちって、幼稚園とか小さい頃から
始めてて、環境には恵まれていますよね。僕らの時って、大学サッカーぐらいしかなかったですよね?!

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